キットハウス~パネル編~

キットハウスを作る際は、切ったパネルを一度並べてみるといいでしょう。

はまりにくければ大きさを微調整し、枠にパネルを張る工程に移ります。

まず枠に木工用ボンドを塗る。

裏表両面にベニヤを張り、重しをして押さえる。

そのまま完全にポンドが乾くまで数日寝かせたら、枠に合わせてベニヤをカット。

表面の板とパネルを木工用ポンドで張っていきます。

ボンドがはみ出したら、濡らしたぞうきんでぬぐう。

両面にパネルを張ったら、傷つかないようにビニールシートなどを挟んで重しを載せ完全に乾くまで置いておきます。

融資を受ける

基本金利が低く設定され、住宅金融公庫ほど細かい利用規定がないこと、などが特徴となっています。

勤務先で財形貯蓄を1年以上続けていて、貯蓄残高が50万円以上ある場合に利用できます。

雇用促進事業団が事業主を通して融資するのが「財形転貸融資制度」、事業主から転貸融資を受けられない人を対象に公庫が融資するのが「財形直接融資制度」です。

薪ストーブ

ログハウスと切っても切れない関係ともいえる「薪ストーブ」

このようなログハウスを想像する方も多いでしょう。

最近では住宅街でも設置する方が増えてきているようです。

ただ別荘地など違い、気を付けなくてはいけないポイントがあります。

一つは隣家が近い住宅街では煙突の位置に配慮が必要。

隣家の窓やベランダのそばに煙突を設置してしまうと、洗濯物や部屋の中に煙が侵入してしまう等、タラブルのもとになります。

設置の際には隣家の窓に配慮し、あらかじめ設置を伝えておくといいでしょう。

ガス・水道

ガス設備は大都市圏以外ではほとんどLPガスの利用なので、保守・点検や冬季のことも考えたものにし、ガスボンベは取り扱いやすい場所に設置しましょう。

水道の敷設や権利金は、莫大な費用になることもあります。

生活に欠かすことのできない水は、公共の上水道に頼るのが一番です。

公共の上水道は水質・水に安定しており、利用者にとって設備の設置時にかかるイニシャルコストや、その後の保守点検整備にかランニング・コストの点で、安価にできます。

ライフラインの確保

住宅地などにログハウスを建てる場合にはそれほど問題にならなくても、田舎の山林などでは、ライフラインの確保に苦労することが少なくありません。

そのポイントについて要約してみると、一般に電力会社は住宅への電力供給が義務づけられており、そのための電柱も電力会社の負担で設置しなければいけません。

ただし、それらの負担もその幹線付近のみで、もし1㎞以上離れている場合には、その敷設の費用は施主と電力会社の双方で負担することになります。

針葉樹

針葉樹は、特有のクセの強さから、おもに土木用材としての用途がメインでした。

しかし長年の研究によって軽年変化による曲がりやねじれなどを克服する乾燥方法が確立されたことで、建築構造材としての価値が高まりつつあります。

最大の特徴は、材としての粘り強さと優れた耐久性。

コスト的にもリーズナブルなため、すでにログ材として活用しているメーカーも増えてます。